※本ページはプロモーションが含まれます
ガストーチおすすめ5選【用途別・SOTO比較】
結論、ガストーチは「何に火を付けるか」で選ぶ道具だ。 焚き火の着火剤に点火するだけならSOTOのマイクロトーチ ACTIVE、炭を一気に熾すならCB缶直結の高火力タイプ、料理の炙りまでやるならパワートーチ。この3系統を混同すると必ず後悔する。
正直に言う。俺は最初、100円ライターで焚き火を起こそうとして、風で何度も消えて指を焼いた。ガストーチを1本買ってからは、着火にかかる時間が5分から10秒になった。キャンプギアの中で、投資額に対する時短効果が最も大きいのがトーチだと思っている。この記事では楽天の売れ筋から5本を選び、用途別に火力・ガス方式・携帯性で比較する。2026年7月時点の情報だ。
ガストーチの選び方|3つの分岐で決まる
1. ガス方式(充填式・使い捨て・缶直結)
ここが最大の分岐点だ。
- 充填式:本体にガスを溜めるタイプ。カセットガス(CB缶)やライターガスから補充できる。小型で携帯性に優れるが、連続使用時間が短い。SOTOのマイクロトーチ系がこれにあたる。
- 使い捨てライター利用型:ポケトーチのように、市販の使い捨てライターを差し込んでトーチ化するタイプ。安く、コンビニでライターを買い足せる。
- 缶直結型:CB缶やOD缶に直接ヘッドを取り付ける。火力・連続使用時間ともに圧倒的だが、缶が付いた状態はかさばる。炭火起こしや草焼きはこの系統になる。
焚き火の着火だけなら充填式、炭を熾すなら缶直結型。これが基本方針だ。
2. 火力と連続使用時間
小型トーチは火力(0.09kW前後)が控えめで、しかも連続使用は20秒以内が推奨されているモデルが多い。火口が熱を持ちすぎて本体が危険になるためだ。
つまり、小型トーチで炭を熾そうとすると、20秒炙って止め、冷まして再点火、という非効率な作業になる。炭火起こしには缶直結の高火力型が必須だと考えていい。
3. 耐風性と点火方式
キャンプ場は基本的に風がある。耐風バーナー(風に強い集中炎)を選ばないと、着火の場面でイライラする。点火方式は圧電着火(プッシュで点く)が扱いやすく、グローブをしたままでも操作できる。
比較表|5製品を火力・ガス方式・用途で比較
| 製品名 | 価格 | ガス方式 | 火力・特徴 | 得意な用途 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|---|
| SOTO マイクロトーチ ACTIVE RZ-522 | 2,750円 | 充填式(CB缶等から) | 45g・炎温度1300℃ | 焚き火の着火・携帯 | ★★★★★ |
| SOTO スライドガストーチ | 2,750円 | 充填式 | 伸縮スライドで火口が伸びる | 奥まった薪への着火 | ★★★★☆ |
| 新富士バーナー ポケトーチ | 1,270円 | 使い捨てライター利用 | 極小・予備向き | 予備・バックアップ | ★★★☆☆ |
| ポータブル スティックバーナー | 2,580円 | CB缶直結 | 高火力・ロック機構 | 焚き火・炭火起こし | ★★★★☆ |
| キャンピングムーン パワートーチ 2WAY | 4,880円 | CB缶/OD缶 両対応 | 高火力・2WAY | 炭火起こし・炙り調理 | ★★★★☆ |
迷ったら SOTO マイクロトーチ ACTIVE RZ-522。2,750円でレビュー135件・評価4.70。45gしかないのに炎温度1300℃で、着火用途ならこれ1本で完結する。
1. SOTO マイクロトーチ ACTIVE RZ-522|45gで1300℃、着火用の定番解
![]()
2,750円、レビュー135件で評価4.70。楽天ランキング6冠を取った、新富士バーナー(SOTO)の定番小型トーチだ。
スペックが明快で、サイズ50×19×90mm、重量わずか45g、炎温度1300℃、火口径φ14mm、圧電着火。手のひらに収まるサイズで、ポケットに入れても存在を忘れる。それでいて風に強い集中炎なので、屋外で吹き消されることがない。
実際に使うと分かるが、ガス補充がカセットガス(CB缶)からできるのが効く。キャンプにはどうせCB缶を持っていくので、専用のガスを別途持ち歩く必要がない。ライターガスからも充填できるため、補充で困る場面がほぼない。着火剤に3秒、麻ひもに5秒当てれば火が付く。焚き火の立ち上げが「作業」から「儀式」に変わる。
- メリット:45gと極めて軽く携帯性が高い。炎温度1300℃・耐風集中炎で屋外でも吹き消されない。CB缶やライターガスから充填できるので維持コストが安い。圧電着火でグローブのまま点火可能。火口キャップ付きでノズルを汚れから守れる。
- 気になる点:ガス容量が約1.2gしかなく、連続使用は20秒以内が推奨されている。火力0.09kW(80kcal/h)は着火用としては十分だが、炭を熾したり調理で炙ったりする用途には明確に力不足だ。長時間使うと本体が熱を持ち危険なので、炭火起こしには別のトーチを用意すべきである。
「焚き火と着火剤に火を付ける」目的なら、これ以上のものは要らない。
SOTO マイクロトーチ ACTIVE RZ-522を楽天で見る
2. SOTO スライドガストーチ|火口が伸びる、というだけで安全性が変わる
![]()
2,750円、レビュー49件・評価4.67。SOTOのもう1つの定番で、火口がスライドして伸びる構造を持つ。
この伸縮機構が効くのは、組み上げた薪の奥に火を入れるときだ。マイクロトーチのような短いトーチだと、井桁に組んだ薪の中心にある着火剤へ火を届けるのに、手を炎の近くまで突っ込むことになる。スライド式なら火口を伸ばして、手を離した位置から狙える。手の甲を炙られる回数が明確に減った。
収納時はコンパクトに縮むので、携帯性は損なわれない。充填式なのでCB缶から補充でき、維持費もかからない。マイクロトーチとどちらか1本を選ぶなら、焚き火メインの人はこちらを勧める。
- メリット:火口が伸びるので薪の奥や炭の隙間を安全に狙える。耐風バーナーで屋外に強い。収納時は縮んでコンパクト。CB缶から充填でき維持費が安い。SOTOブランドで作りが堅い。
- 気になる点:スライド部分は可動機構なので、砂や灰が入り込むと動きが渋くなる。キャンプの現場では避けにくい環境なので、使用後にノズル周りを拭く手間が要る。またマイクロトーチより一回り大きく重いため、ULスタイルには向かない。火力は着火向けで、炭火起こしには力不足なのはマイクロトーチと同じだ。
焚き火を毎回やるなら、伸びる価値は価格差以上にある。
3. 新富士バーナー ポケトーチ|1,270円、予備として持つ1本
![]()
1,270円、レビュー18件・評価4.78。市販の使い捨てライターを差し込んでトーチ化するという、発想の勝利みたいな製品だ。
これの価値は「メインで使う」ことではなく、「メインが死んだときに生き残る」ことにある。充填式トーチはガスが切れれば終わりだが、ポケトーチはコンビニで100円ライターを買えばまた使える。連泊のキャンプや、山間部で補給が難しい場所ほど、この保険が効く。
軽くて小さいので、ザックのポケットや救急箱に放り込んでおける。防災バッグに入れておく用途でも合理的だ。1,270円という価格なら、常備しておいて損はない。
- メリット:1,270円と安い。使い捨てライターを差すだけで使え、燃料はコンビニで調達可能。極小・軽量で予備として常備しやすい。防災用途にも転用できる。評価4.78。
- 気になる点:ライターの状態に性能が完全に依存する。ガスの残量や気温でパワーが変わり、寒冷時は着火しづらい。また火力・耐風性ともにSOTOの専用トーチには及ばないため、これ1本をメインにすると強風時に泣くことになる。あくまでバックアップとして持つのが正しい使い方だ。
メインを1本買った上で、これを保険に足す。この構成が現実的だ。
4. ポータブル スティックバーナー|CB缶直結で炭が一気に熾きる
![]()
2,580円、レビュー13件・評価4.92。CB缶(カセットガス)に直接ねじ込むタイプのスティック型トーチだ。
小型充填式トーチとの決定的な差は連続使用時間にある。缶直結なので、ガス残量が続く限り炎を出し続けられる。炭に火を回すには数分の連続炙りが必要だが、この方式ならそれが可能だ。実際、着火剤なしでも炭に直接炎を当て続ければ火が熾る。BBQの立ち上げ時間が体感で半分以下になる。
ロック機構が付いているので、点火状態を維持したまま炭を並べ替えられる。指でボタンを押し続ける必要がないのは、地味だが炭火起こしでは大きい。評価4.92と高いのも納得の実用性だ。
- メリット:CB缶直結で高火力かつ連続使用が可能。炭火起こしを短時間で終えられる。ロック機構で押しっぱなし不要。CB缶はスーパーやホームセンターで安く手に入り、ランニングコストが低い。評価4.92。
- 気になる点:CB缶を装着した状態は全長が長く、かさばる。小型トーチのようにポケットに入れて持ち歩く用途には向かない。またレビュー13件と母数が少なく、長期耐久性の評価が固まっていない点は正直に言っておく。缶直結型は取り付け時のガス漏れにも注意が必要で、装着後は必ず漏れがないか確認してから点火すること。
BBQや炭火を頻繁にやるなら、これは効率が段違いに変わる。
5. キャンピングムーン パワートーチ 2WAY|CB缶・OD缶どちらでも使える柔軟さ
![]()
4,880円、レビュー11件・評価4.82。CB缶とOD缶の両方に取り付けられる2WAY仕様のパワートーチだ。
キャンパーの燃料事情は意外と面倒で、シングルバーナーはOD缶、カセットコンロはCB缶、というように缶が混在する。残ったOD缶を消費できるのは実利が大きい。半端に残ったガスを捨てずに使い切れる。
火力が高いので、炭火起こしはもちろん、炙り調理にも使える。焼いた肉の表面に焦げ目を付ける、皮目をパリッとさせる、チーズを溶かす。この用途に使い始めると、キャンプ飯のレベルが1段上がる。俺は焼きおにぎりの表面を炙るためだけに使う日もある。
- メリット:CB缶・OD缶の両対応で余ったガスを無駄にしない。高火力で炭火起こしと炙り調理の両方をこなせる。評価4.82と満足度が高い。キャンピングムーンの公式ストア扱いでサポート面も安心。
- 気になる点:4,880円と今回の5本で最も高い。着火だけが目的なら明確にオーバースペックだ。また高火力ゆえに扱いを誤ると危険で、テント素材やガイロープの近くで使うと一瞬で溶ける。子どもの手が届く場所に置かない、缶の接続部を毎回確認する、といった基本の徹底が要る。缶を付けた状態での重量バランスにも注意したい。
炭火と料理まで含めて「火を操りたい」人向けの1本だ。
用途別・最終結論
- 焚き火の着火だけできればいい/軽さ重視 → SOTO マイクロトーチ ACTIVE RZ-522
- 薪の奥に安全に火を入れたい → SOTO スライドガストーチ
- 予備・防災用として1本持っておきたい → 新富士バーナー ポケトーチ
- 炭火起こしを速く終わらせたい → ポータブル スティックバーナー
- 炭火+炙り調理まで全部やりたい → キャンピングムーン パワートーチ 2WAY
トーチは火を付ける道具であって、燃えるもの側の質でも着火速度は変わる。よく乾いた薪と、相性のいい焚き火台があってこそトーチが活きる。合わせてキャンプ用薪おすすめ5選【広葉樹・火持ち比較】と焚き火台おすすめ5選【ソロ・ファミリー別比較】2026も確認しておくと、焚き火まわりの完成度が上がる。
よくある質問|ガストーチのQ&A
Q1. ガストーチと着火剤、どちらか一方だけで焚き火は起こせますか?
トーチがあれば着火剤なしでも起こせるが、初心者は両方使うのが確実だ。 高火力の缶直結型トーチなら、細い薪に直接炎を当て続けることで着火できる。ただし小型の充填式トーチは連続使用が20秒程度に制限されるため、太い薪に直接火を付けるのは現実的でない。麻ひもや小枝、着火剤を組み合わせれば、どのトーチでも数十秒で焚き火が立ち上がる。トーチは「火を起こす道具」ではなく「火種を作る道具」と考えるといい。
Q2. 充填式トーチのガスは何を使えばいいですか?
多くの充填式トーチはカセットガス(CB缶)とライター用ガスの両方から充填できる。 SOTOのマイクロトーチもCB缶から補充可能で、キャンプに持参するカセットガスがそのまま燃料になるため追加装備が要らない。充填の際は本体を冷えた状態にし、缶を逆さまにして垂直に押し当てるのが基本だ。充填直後は内部が不安定なので、数分置いてから点火すること。純正以外の粗悪なガスは詰まりの原因になるので避けたい。
Q3. 炭火起こしに小型トーチは使えますか?
使えなくはないが、明確に非効率で、本体を傷める。 小型充填式トーチは連続使用20秒以内が推奨されており、炭に火を回すのに必要な数分の連続炙りができない。無理に使い続けると火口が過熱し、本体の破損ややけどの危険がある。炭火起こしを頻繁にやるならCB缶直結の高火力トーチを別に用意するのが正解だ。あるいは火起こし器(チャコールスターター)と小型トーチを組み合わせても効率よく熾せる。
Q4. ガストーチを使うときの安全上の注意は?
押さえるべきは4点だ。 ①テント・タープ・ガイロープの近くで使わない(化学繊維は一瞬で溶ける)。②連続使用時間の上限を守る(本体過熱による破損・やけど防止)。③缶直結型は装着後に必ずガス漏れを確認してから点火する。④使用後は完全に冷めるまで放置し、子どもの手の届かない場所に保管する。特に夏場、車内に放置すると缶の内圧が上がって危険なので、車中に置きっぱなしにしないこと。
Q5. 寒い時期に火が点きにくいのはなぜですか?
気温が下がるとガスの気化が鈍り、内圧が落ちて火力が出なくなるためだ。 これはガス機器全般に共通する現象で、特にCB缶(ブタンガス)は低温に弱い。対策は、使用前にトーチ本体をポケットやインナーに入れて人肌で温めておくこと。缶直結型なら、寒冷地用のガス(イソブタン・プロパン配合)を選ぶと改善する。それでも点かないときは、缶を手で包んで数分温めてから再点火すれば大抵は復活する。缶を直火であぶるのは絶対に禁止だ。
まとめ
ガストーチは1,270円から買えて、焚き火の立ち上げ時間を5分から10秒に短縮できる。キャンプギアの中で、これほど分かりやすく体感が変わるものは少ない。
選び方はシンプルだ。着火だけなら充填式の小型、炭火まで扱うなら缶直結型。この分岐さえ間違えなければ後悔しない。最初の1本なら、45gで炎温度1300℃、評価4.70のSOTO マイクロトーチ ACTIVE RZ-522が最も外れがない。正直、これは買って良かったと思えるギアだ。
※本記事の価格・レビュー数は2026年7月時点のものです。最新の情報は各商品ページでご確認ください。火気を扱う製品のため、必ず各製品の取扱説明書に従って使用してください。


コメント